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「須磨」(すま)は、『源氏物語』五十四帖の巻名の一つ。第12帖。 ==あらすじ== 朧月夜との仲が発覚し、追いつめられた光源氏は後見する東宮に累が及ばないよう、自ら須磨への退去を決意する。左大臣家を始めとする親しい人々や藤壺に暇乞いをし、東宮や女君たちには別れの文を送り、一人残してゆく紫の上には領地や財産をすべて託した。 須磨へ発つ直前、かつて彼が葵祭りで勅使を務めた際に仮の随身として仕えていた事がきっかけで、源氏と親しくしていた尉の蔵人が現われ、「私もお連れ下さい」と随行を志願。彼もまた、源氏と親しくしていた事で官職を罷免されてしまったのだ。彼も供を許され、須磨へ行くことに。 須磨の侘び住まいで、源氏は都の人々と便りを交わしたり絵を描いたりしつつ、淋しい日々を送る。つれづれの物語に明石の君の噂を聞き、また都から頭中将がはるばる訪ねてきて、一時の再会を喜び合った。やがて三月上巳の日、海辺で祓えを執り行った矢先に恐ろしい嵐が須磨一帯を襲い、源氏一行は皆恐怖におののいた。 連日のように続く、豪風雨。眠れぬ日々を過ごす源氏一行。ある晩、二条院から紫の上の使いが訪れ、紫の上からの文を読んだ源氏は都でもこの豪風雨が発生している事を知る。この悪天候のため、厄除けの仁王会が開催されることになり、都での政事は中止されていることが使いの口から明らかにされた。都に残してきた家族を案ずる、源氏たち。源氏はかつて、出会って間もない頃に幼い紫の上が住んでいた邸で、宿直(とのい)した事を思い出していた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「須磨 (源氏物語)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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